ナンプレ上級の解き方:隠れた予約とX-Wing
上級の問題では、候補を全部書いても、中級までのテクニックでは何も消せない場面が出てきます。そこで使うのが、数字の「入れる場所」に注目する2つのテクニックです。どちらも、候補が書いてあることが前提です。
隠れた予約(ヒドゥンペア)
中級の「予約」は、マスの候補が2つだけのときに使いました。隠れた予約は、見方を逆にします。マスではなく数字に注目して、「この数字はどこに入れるか」を数えます。
同じ行・列・ブロックの中で、2つの数字の入れる場所が、どちらも同じ2マスだけだったとします。するとこの2マスは、その2つの数字で埋まります。2マスにあるほかの候補は、すべて消せます。
なぜ「隠れた」なのか2マスにはほかの候補も書かれているので、ぱっと見ただけでは予約になっていることに気づきません。ほかの候補を消すと、ふつうの予約の形が現れます。
X-Wing
1つの数字に注目して、盤面の広い範囲を見るテクニックです。
- ある数字の候補が、ちょうど2か所にしかない行を2本探します。
- その2か所の位置(列)が、2本の行でそろっているか確かめます。そろっていれば、4つのマスが長方形の角になります。
- この数字は、長方形の対角線のどちらかの組に入ります。どちらの場合も、その2列の数字は4つの角のどれかで使われます。
- そのため、同じ2列のほかのマスからは、この数字の候補を消せます。
行と列は入れ替えられる「2か所にしかない列を2本」探して、行の候補を消すこともできます。同じ考え方を3本の線に広げたものは「ソードフィッシュ」と呼ばれます。
上級の問題を解く順番
- 初級・中級のテクニックで、進めるところまで進めます。
- 全マスの候補を正確に書きます。ここで1つでも間違えると、上級のテクニックは使えません。
- 各行・列・ブロックで、数字ごとの「入れる場所の数」を数え、隠れた予約を探します。
- 1〜9の数字ごとに、候補が2か所しかない行と列を拾い出し、X-Wingを探します。
- 候補を1つでも消せたら、初級のテクニックに戻ります。次の数字が決まることがよくあります。
「仮置き」はしないほうがいい理由
候補が2つのマスに片方を仮に入れて、矛盾が出るか試す方法を「仮置き」と呼びます。答えにはたどり着けますが、おすすめはしません。
- 矛盾が出るまでに何十手もかかることがあり、途中で間違えると元に戻せなくなります。
- どこで間違えたのかがわからず、テクニックが身につきません。
行き詰まったら、解き方ツールに盤面を写してみてください。仮置きなしで使える次の一手を探して、その理由を説明します。